Season Flower

シーズンフラワー
2025.09.01

バラ 薔薇

1年を通して店頭に並び、楽しむことができるバラ。プレゼントに好まれることも多く、記念やお祝いに贈られたことがある方も多いのではないでしょうか。贈る相手やシチュエーションにあわせ参考となる花言葉や、贈られた大切なバラを少しでも長く保つお手入れの方法をご紹介します。

Season Flower 花言葉

本数によっても花言葉が変わります。 愛を伝える言葉が多いですが、15本は「ごめんなさい」、16本は「不安な愛」、17本は「絶望的な愛」などイメージと異なる言葉もあります。贈る相手や想いにあわせて、お選びください。

1本:「あなたしかいない」「一目ぼれ」    
2本:「この世界はふたりだけ」    
3本:「愛しています」    
4本:「一生愛します」「死ぬまで気持ちは変わりません」    
5本:「あなたと出会えて心から嬉しいです」    
6本:「互いに敬い愛し合いましょう」「あなたに夢中」    
7本:「隠れた愛」    
8本:「あなたの思いやりに感謝します」    
9本:「いつも一緒にいてください」    
10本:「あなたは完璧な人です」    
11本:「最愛の人」    
12本:「妻(恋人)になってください」    
13本:「永遠の友情」    
14本:「あなたを誇りに思う」    
15本:「ごめんなさい」    
16本:「不安な愛」    
17本:「絶望的な愛」    
18本:「誠実」    
19本:「忍耐と期待」    
20本:「私のひとひらの愛」   
21本:「真実の愛」「あなただけに尽くします」    
22本:「あなたの幸運を祈ります」    
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24本:「1日中あなたを想っています」    
25本:「あなたの幸せを祈っています」    
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30本:「ご縁があると信じています」    
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33本:「生まれ変わってもあなたを愛します」    
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40本:「真実の愛」    
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50本:「永遠」「恒久」    
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99本:「永遠の愛」「ずっと好きでした」    
100本:「100%の愛」    
101本:「これ以上ないほど愛しています」    
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108本:「結婚してください」

本数だけでなく、花の色によっても花言葉は変わります。 映画やドラマのプロポーズシーンで見かける「赤色」は「愛情」とされ、開発は不可能といわれていた「青色」は長年の開発により誕生したため「奇跡」や「夢かなう」となっています。こちらも、贈る相手や想いにあわせて、お選びください。

赤色
情熱 / 愛情 / 美 / あなたを愛しています
白色
純潔 / 恋の吐息 / 深い尊敬
ピンク
上品 / 気品 / 恋 / かわいい人
オレンジ
無邪気 / 愛嬌 / 健やか
黄色
友情 / 平和 / 嫉妬 / 愛情の薄らぎ / 別れ
紫色
気品 / 上品 / 誇り / 尊敬
緑色
癒し / やすらぎ / 希望
青色
奇跡 / 夢かなう / 神の祝福

Season Flower お手入れ方法

お花を長く楽しむためのお手入れのポイントは3つです。

1.水を吸い上げやすくする
2.清潔に保ち、バクテリアの増殖を防ぐ
3.水に浸かる葉を取り除き、汚れを防ぐ

お花は葉からの水分の蒸発に水の吸い上げが追い付かないとしおれてしまいます。 また、花瓶の水の中にバクテリアが増えると、水を吸い上げる導管にバクテリアが入り込み、水を吸い上げることができなくなってしまいます。同様に、葉が花瓶の水に浸かると細菌が増えるため水量にあわせ葉を取り除きます。

Step 1 水の中で茎を斜めにカットする

お店でも行なっている水を吸い上げやすくする処理です。購入後長時間持ち歩いたときや、元気がなくなったときに行なってください。 これは「水揚げ」といい、茎の切り口を新しくすることで水を吸い上げやすくします。水の中で下から2〜3cmほどを斜めにカットします。水の中でカットすることで導管に空気が入ることを防ぎます。また、斜めにすることで水に触れる切断面を大きくすることができます。

Step 2 たっぷりの水に2〜3時間浸す

カットしたバラを茎の1/3〜1/2が浸るぐらいの水に、2〜3時間ほど浸します。このとき、葉が水に浸らないように下の葉は取り除きます。

Step 3 花瓶に飾る

水を吸わせたバラを花瓶に飾ります。鮮度保持剤などを使用して花瓶の水を清潔に保ちましよう。

Season Flower 飾り方のコツ

花を花瓶の高さの倍の長さでカットして飾るとバランスよく活けることができます。
「落ち着いたデザインにしたい時」や「柔らかい印象にしたい時」は同系色の花を組み合わせると統一感がありまとまりやすくなります。(左) また、反対色の花を組み合わせると「派手で力強い印象」になります。(右)

飾る場所により、お花の保ちが変わります。 水分の蒸発とバクテリアの発生を抑える場所が望ましいです。下記を目安に飾る場所をお選びください。

温度
花を長持ちさせるためには、2~6度が適温です。
高温は水分を蒸散させ切花を疲弊させます。
湿度
60~80%の湿度が理想です。乾燥は水分を蒸発させる原因となります。 高温多湿はバクテリアの発生で水揚げが悪くなります。
日差し
強い日差しは水分を蒸発させてしまいます。 また、花瓶の水の温度を上昇させ、バクテリアの発生で水揚げが悪くなります。
強い風は切花の水分の蒸散を早め、水下がりの原因となります。 また、風による揺れでエチレンの生成が促進されます。
エチレン
植物自体が発するエチレンは花を成熟させる作用があり、開花を早めますが、 老化も早めます。エチレンを滞留させず通気性を確保しましょう。
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